公務員試験情報

公務員になったら貯金はできるのか?

公務員になったら将来のために貯金をしていこうと考えている人も多いことかと思います。

では、果たして入社数年程度の若手が貯金をすることができるのか、できたとしたらどれくらいできるのでしょうか?公務員は高給だというイメージを持たれがちですが、決してそんなことはなく、特に若手の間は民間企業よりも給料が安く節約しなければいけない生活を強いられるでしょう(給料についての詳細は公務員の給料や年収について知っておきたい基礎知識まとめを参考にしてください)。

 

ここでは例として特別区に採用されたケースで見ていきたいと思います。

特別区の場合、普通に大学を卒業しストレートで入庁した場合、初任給は地域手当を含め約21万円となります。これは公務員の給料としては全国的に見れば最も高いですが、東京という土地柄、民間企業の給与も高く物価も高いため地域手当の割合が多くなります。

これから税金や年金などを引かれると手残りとして17万ぐらいになり、これが可処分所得、つまり自由に使えるお金となります。

 

17万あれば余裕じゃない?と思うかもしれませんが、実家から通勤するのであれば余裕です。

中には実家に住んでいるということで親に月いくらという形で払っている人もいますが、家賃や食費、水光熱費はかからないので実家暮らしであれば、贅沢さえしなければ月10万は貯金できます

また、ボーナスも夏冬それぞれ約2ヶ月分支給されるため(1年目は夏は少なめで手取りで20万ぐらい)、ほとんど貯金に回してしまえば150万円ぐらいは貯金できるでしょう。ちなみに1年目の年収は350万前後だったかと思いますが、手取りの半分以上は貯金に回せる計算になります。

一人暮らしだと家賃で調整しないと貯金は難しい

では、例えば就職を機に上京してきて一人暮らしをした場合、どれくらい貯金ができるかを考えると、家賃にいくらかけるかにつきます。

当然、便利な場所は家賃が高いです。1Rや1Kでも8万以上という物件もザラにあります。

一般的に家賃は手取りの25%ぐらいに抑えたほうが いいと言われているので、手取りが17万円であれば、4万〜5万円ぐらいが家賃の理想となります。

しかし、東京でこの家賃で物件を探すのは困難を極めるでしょう。あったとしても、築年数が古い・駅から遠いなど必ず妥協せざるを得ない部分が出てくるかと思います。特に女性であればオートーロックがついているほうがよかったりモニターつきインターホンがあるほうが安心、という人もいるでしょうからそうしたば場合どうしても家賃は高くなりがちです。

私の知り合いだと家賃の相場は5〜7万円とバラツキがありましたが、やはり女性のほうが家賃が高い傾向にありました。

 

では、家賃を安く抑えるにはどうすればいいかというと、上記のように妥協するか、東京だと市部や千葉、埼玉などの23区以外に住むという方法もあります

1歩東京から出ると一気に家賃が安くなるので、通勤は多少大変になりますが貯金をしていきたいと考えるのであればこうした方法もあります。

また、自治体によっては寮がありかなり格安で借りられるため、興味があれば聞いてみてもいいかもしれません。決して高くはないですが、住宅手当といった補助も出ますので、それらを踏まえた上で借りる部屋を選んでみてください。

家賃以外にも生活費が想像以上に必要

一人暮らしだと、家賃以外に食費や水光熱費も自己負担となります。学生時代に一人暮らしをしたことがある人は分かるかと思いますが、意外にこれらの出費は大きいものです。

節約したとしても水光熱費1万円、食費で2万円ぐらいでしょうか。家賃と合わせると10万円近くは実家暮らしの人より必要になってきます

他に携帯代や雑費、交際費(飲み代等)などを考えると一人暮らしの方はほとんど貯金ができないのが現状です。もちろん、こうした部分をいかに節約できるかによって貯金できるかどうかは変わってきますんで、若いうちに貯金を考えているのであれば、自炊をしたり不要なものは買わないといった日々の節約が必要となります。

 

公務員は年功序列のためキャリアを重ねていき、入庁して20年を過ぎるぐらいでようやく比較的いい給料をもらうことができますが、若手のうちは本当に給料が安く生活が苦しいです。

私も一人暮らしだったので、いつも給料前は相当節約しながら暮らしていました。なので、実家暮らしじゃない人はボーナスでまとめて貯金をするか、安いところに住むといった方法を取らざるを得ません。

地方の自治体だと家賃は安いけれど、そもそもの給料もやはり安い(地域手当が低かったり、そもそも無い場合もある)ので結局生活レベルはあまり変わらないでしょう。

なので、地方公務員であれば最初は実家から通い、ある程度貯金ができたら一人暮らしをするというのが一番理想かもしれません。ずっと地元で働けるというのは地方公務員の特権ですから。国家公務員であっても官舎などを利用しなるべく支出を抑えていくことが重要でしょう。

都庁(東京都)と特別区、迷ったらどっちにすべき?

東京都で公務員として働きたいと考えている人の多くは、都庁にするか特別区にするか迷われる人が多いかと思います。

両方とも受験できればいいのですが、都庁(東京都1B)と特別区の試験は日程が重なるのでどちらか一方しか受けられないわけです。

特に地方から受験する人にとっては、どんな区があるかもわからない人も多いでしょうし、じゃあなんとなく都庁のほうがいいのかな?という感じで決めてしまいがちですが、働くうえで様々な違いが出てきます。

仕事だけでなくプライベートとのバランスも関係してくるので、入庁してから後悔しないようにそれぞれの特徴をきちんと把握しておきましょう!

特別区は地域密着で仕事ができる

特別区は東京23区のことですから、原則的にはその区役所内や区内の出張所等で働くことになります。(例外については特別区の職員になったら転勤はあるのか?をご覧ください)

みなさんの地域にあるような市役所や区役所をイメージしていただければわかるかと思いますが、基本は地域密着で住民対応をすることになります。

もちろん政策系や財政関係の部署であればほとんど住民と接することはありませんが、異動が3〜4年ごとぐらいで行われるので総合的にはやはり住民対応が多くなってきますね。

 

また、特別区の場合は区内を出ることはないので、ずっとその区で働くことができます。そのため、東京都のように広域での異動はなく、家を買っても転居を伴うような転勤もないので人生設計も立てやすいです。

そして試験自体もそれほど難易度が高くないため、どうしても東京で働きたいというのであれば採用のレベルを考えると特別区のほうがいいかもしれません。(特別区の難易度については特別区試験の難易度や合格に必要な勉強時間についてを参考にしてみてください)

都庁(東京都)は仕事のスケールが大きい

特別区に比べ都庁(東京都)は、先述のとおり都内全域に転勤の可能性があるため場合によっては引越しを余儀なくされます。

東京都に採用と聞くと、新宿にある都庁で働くとイメージしがちですが、出先機関(都税事務所など)が都内全域になるので、配属先によってはそこに飛ばされる可能性があることを十分考えておく必要があります。

仕事に関しては部署によりますが、全体的には主に計画の策定や都内の区市町村への補助金の交付など内部的な仕事が多くなります。
特別区ほど住民に接する機会は少ないですが、出先機関に配属となった場合は住民対応が多くなってきます。

それならずっと同じ地域で働ける特別区のほうがいいんじゃないか?と思われるかもしれませんが、やはり東京都で働く醍醐味としては、世界有数の経済年都市の政策に携わることができるということにつきるのではないでしょうか。

2020年には東京オリンピックも開催されます。それに伴い技術職の採用にも力を入れており、観光やまちづくりもどんどん進めていくでしょう。

実際に都心部では開発が進んでおり、どのような街並みにするかといった計画は東京都で決めます。(その大きな枠のなかで各区が詳細を決めていきます)

また、福祉や雇用などもこれから重要になってくる分野ですので、より都民にとって重要となる計画を策定していくこととなるので、当然やりがいはあるかと思います。

このように東京都と特別区では仕事の範囲や規模が違いますし、地域密着で住民対応をしたいのか内部的に大きな仕事に携わりたいのか、はたまた合格しやすいところがいいのか、その辺りをよく考えてどちらにするかを決めてみてください。

平成27年度公務員試験の日程一覧(大卒程度)

これから公務員試験の勉強を始めようかなという人や、メインの試験も終わり念のため市役所なども受験しようと考えている人もいると思います。

公務員試験は主なものは5月から始まり、秋頃まで毎月さまざまな試験が実施されています。そのため、まずは公務員試験がいつ実施されるかを知っておく必要があります。

そして、公務員試験は受験料がかからないので、日程が被っていなければどんどん併願することができます。

どうしても公務員として働きたい人は国家公務員、地方公務員問わず受験していくのもいいでしょう。

平成27年度公務員試験日程一覧

主な公務員試験(大卒程度)の日程(2015年度)は以下の通りです。

5月24日 国家総合職

5月31日 裁判所総合職・一般職、東京都Ⅰ類A

6月7日  国家専門職(皇宮護衛官・法務省専門職員(人間科学)・財務専門官・国税専門官・食品衛生監視員・労働基準監督官・航空管制官)、東京都Ⅰ類B(新方式・一般方式)、特別区Ⅰ類(一般方式)

6月14日 国家一般職

6月28日 地方上級(道府県、政令指定都市※1)、市役所A日程(政令指定都市以外の県庁所在地)

7月26日 市役所B日程※2

8月23日 国立大学法人等職員

9月20日 市役所C日程※3

※1:政令指定都市とは、政令が指定する人口が50万人を超える都市であり、札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、相模原市、新潟市、浜松市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市、熊本市の20都市が該当します。

※2:市役所B日程は全国的に広く見られるタイプであり、名取市、成田市、四街道市、阿賀野市、西宮市、鹿児島市などが該当します。

※3:市役所C日程は全国的に最も多いタイプであり、室蘭市、東松山市、習志野市、鎌ヶ谷市、国立市、伊勢市、鈴鹿市などが該当します。

 

市役所の日程には10月以降に実施されるD日程とE日程がありますが、規模として小さい自治体がメインとなり数としては少なくなってきます。そのため、自分の希望する自治体の規模が小さいところである場合は、HPなどで試験がいつ実施されるかを確認するようにしましょう。

 

また、27年度より民間企業の就職活動が後ろにずれ込んだ影響で公務員試験も日程も大きく変更になり、全体的に後ろ倒しになりました。

来年度以降もこの傾向は続くかと思いますので、試験日については志望する受験先のHPで必ず確認し、申し込み漏れのないようにしましょう。

 

公務員に採用されるまでの流れについて知っておこう

これから公務員試験を始めるにあたって、まずは採用までの流れを把握しておくことが大切です。
民間企業であれば、最初にネット上でエントリーをし、書類選考を通過するとSPIなどの筆記試験を受検し複数回面接があり、それらに合格すると内定となります。

公務員試験ではエントリーではなくネットや郵送で申込み(出願)を行うことで受験の意思を伝えます。

前年度の受験要綱が参考としてホームページに掲載されていますので、どのような形で採用試験が行われているか確認してみてください。

年齢制限などの受験資格をチェックし、出願時期の時期が近づいたら定期的にホームページをチェックし出願をすることになります。最近は前年度と採用方式などが異なることがよくありますので、必ず最新の情報をチェックするようにしておいてください。

一次試験

一次試験ではどこも筆記試験が課されます。

公務員と一口にいっても職種は幅広いですが(公務員の種類についてはこちら)、多くの職種では一次試験として教養試験・専門試験・教養記述試験が実施されます。

教養試験と専門試験は、ほとんどの職種でマークシート式・択一式(5肢から選択)になっていますが、専門試験で記述式試験(論文試験)が課されるところもあります。

教養試験+作文のみ(専門試験なし)のところもあり、国立大学法人・一部の市役所試験・警察官・消防官の試験はこの形式となっています。これらは一次試験は比較的楽ですが、二次試験以降はそれなりに難関となっていますので、筆記試験だけで決めるのはやめておいたほうがいいでしょう。

二次試験

一次試験の合格者を対象に実施されます。

今までは筆記試験ができていれば公務員になれましたが、最近はどこも「人物重視」になっており、この面接段階での競争倍率もかなり高くなっているのでしっかりとした対策が必要となってきます。特に一次試験が比較的簡単なところや地方の自治体では二次試験が結構難しい印象があります。

面接は個別面接以外にも集団面接、グループディスカッション、プレゼンなど様々ですので、自分が受験するところに合わせた対策をしていかなければなりません。

どこの自治体も面接は通常複数回行われるため、最後まで気を抜かないようにしましょう。

 

なお、国家総合職・国家一般職には「官庁訪問」という独特の面接・採用システムがあり、受験者は、自分が希望する省庁や機関に出向いて採用面接を受ける必要があります。国家総合職試験では最終合格発表後、国家一般職試験では一次試験合格後に行われます。非常に面倒なシステムですが、希望の省庁で働けるよう熱意を伝えましょう。

最終合格

一次試験、そして二次試験以降の面接試験に合格すると最終合格となり、「採用候補者名簿」に名前が記載されます。

採用者側はこの名簿に基づいて意向調査を行い、内定を出しますが、たとえば特別区では最終合格してもその後に実施される区ごとの面接に合格しても内定とはならないので注意してください(特別区の採用についてはこちら)。

いずれにしても採用方式は職種や自治体によって様々なので、まずは自分の希望する自治体がどのような方式でやっているかをチェックすることから始めることが必要です。

また、予備校でも対策セミナーが実施されているので、気になるものがあれば行ってみるのもいいかもしれません。

先輩職員の説明会や座談会に行くときの注意点

予備校や学校などが主催のイベントで、公務員試験に合格し採用され、現在公務員として働いている先輩職員の話を聞くことができる機会があります。
自分の希望する省庁や自治体で働いている人の話を聞ける機会なんてそうないですし、何にせよ今苦労している受験勉強を突破し公務員として働いている先輩方の話を聞けるのですから、もう尊敬の眼差しで見てしまい、言ってること全てが正しく聞こえてしまいそうです。

 

私はよく忠告しているのですが、その話を鵜呑みにしてはいけません!

もちろん、その先輩方は嘘をついたり騙そうとしたりするということはありませんが、基本的にこうした説明会などでは仕事のいい面ばかりが話され、悪い面の話は聞けないのが一般的です。

 

こちらの記事でも書いていますが、公務員の仕事は思っているよりも大変で嫌なことばかりです

もちろん、楽しいときややりがいを感じる時もいくらでもありますが、問題なのはこのいい点ばかりを強調して大変な面はあまり話されないというところです。

 

私も1年目のときに特別区の合同説明会で学生の皆さんに向けて、現在の仕事について偉そうに話しましたが、やはり多くの学生の前ではそんなネガティブなことは言えませんし、私の区の人事担当者もいたのであまり変なことは言えない状況でした。

おそらく説明会や座談会ではほとんどがこうした状況ではないでしょうか。なので、本当は思っていても言えないことも多々あるわけです。

 

役所の仕事は特に事務職は本当に多岐にわたり、業務内容も様々です。一部の人のやっている一部の仕事の話を聞いて公務員の全体を理解したと思うのは危険です

実際に入庁したら思っていたのと違ったという話はいくらでもあります(というか思っていた通りというケースのほうが少ないかと思います)。

なので、これから開催される説明会や座談会で話される内容は、今その仕事をやっている人がその仕事についていいと思っていることを話している、という前提で聞くようにし、後は自分で情報収集をすることが重要となってきます。

 

もし、少人数で開催されるもので個別に自由に質問ができる機会があれば、ぜひとも仕事のいい面(楽しさややりがい)ではなく、大変なこと、つらいことなどを正直に教えてもらうことができればベストです。

夢や理想だけでは仕事は勤まりません。こうした本当に大変なことも知っておくことで入庁後のギャップに不満を抱くことも少なくなるかと思いますので、せっかくの機会ですからご自身の疑問を解消できればいいですね。

公務員として東京で働きたい人は特別区や都庁以外も考えよう

東京で働きたいということで就職を機に地方から上京してくる人も多いのは事実です。
公務員試験の受験生の中にも今は地方に住んでるけど、働くなら東京がいいなと思っている人もいるかと思います。

そんなとき、受験先として検討するのがほとんどが東京都か特別区でしょう。

これらは他の国家公務員や地方上級などと日程が近く、大卒レベルの受験者が多く受けるので何となく東京の公務員といえばこの辺だろうという風潮があります。

特に地方出身者であれば東京=23区というイメージがあるかと思いますが、東京には23区以外にも39の市町村があ東京はとっても広いわけですが、ほとんどの人は東京の市部については知らないでしょう。

tokyomap

なぜ東京の公務員がいいのか

東京の公務員として働したい理由はなんでしょうか?

何となく東京がいい、やっぱり日本の中心だし大きなことができそう、○○区で働きたい等々、理由は人それぞれだと思いますが、もしどうしても都庁や○○区がいい!というのでなければ東京の市部も検討してみてはいかがでしょうか。

といっても東京都は横長の地形であるため、都心から東京の最西端まで行くには2時間以上かかります。東京都なんて都庁が新宿にあるだけで広大な東京のどこに配属されるか分からないというリスクがあります。

ですので、ここでは都心にもアクセスが良く、それなりに栄えており東京で働いているという自尊心を満たせるところを私の独断と偏見で紹介していきます。

武蔵野市

武蔵野市という名前は聞き慣れない人も多いかと思いますが、住みたい街ナンバー1の吉祥寺がある街であり、非常に栄えており買い物にも何不便もないため東京で働いているという自尊心を十分に満たせる街でしょう。

中央線を中心とした商業地が形成されており、新宿まで15〜20分程度とアクセスもよく市部の中では最も利便性の高いところであり、23区にも十分方を並べることができる唯一の自治体ではないでしょうか。

ただし、公務員試験は非常に難関であり、4次試験まで実施された後に理事長面接まであるという鬼畜っぷりですので、いかに人気が高いのかがよくわかります。その分優秀な人が多いのでしょうね。

http://www.city.musashino.lg.jp/jinji_saiyo/saiyo/017386.html(参考。武蔵野市平成26年度採用試験実施結果)

三鷹市

三鷹市は先ほどの武蔵野市に隣接しており、吉祥寺の南側は三鷹市となっています。有名な井の頭公園やジブリ美術館は三鷹市にあり、三鷹駅前もそこそこ栄えており、利便性が高いわりには緑も多く人気のエリアです。

三鷹市は結構面積が広く、駅前以外は閑静な住宅街になっており、電車でのアクセスがあまりよくないため南北のバスが発達しているという特徴があります。

公務員試験は4次試験まであるため、武蔵野市同様難関となっているため筆記試験よりも面接対策を重視していく必要があるでしょう。

http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_service/040/040789.html(参考。三鷹市平成26年度採用試験実施結果)

調布市

調布市は三鷹市の南、世田谷区の西に隣接しており、調布駅には新宿から特急で15分ほどでいくことができます。

特に地方の方だと調布市のことを知っている人は少ないかと思われますが、あのゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげる氏が長年住んでおり、ゲゲゲの女房の撮影地があるなど、駅前の商店街もエブジェがあるなど何かと鬼太郎で有名な街です。

意外と商業施設も豊富にあり、少し駅から離れると畑があったりと適度な田舎感もあるため先に挙げた武蔵野市や三鷹市よりも物価が安いので働くにも住むにもいいところだといえます。

公務員試験は3次試験までですが採用数が少ないので、こちらもそこそこ難関な試験となっています。

http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1399532843211/index.html(参考。調布市平成26年度採用試験実施結果)

まとめ

これらの市は都心に近く人気があり、採用人数も少ないので倍率は高めです。また、市特有の面接重視の傾向が顕著であるため、筆記はダメだけどコミュニケーションには自信があるっていう人にはいいでしょう。難易度的には特別区のほうが簡単だと思いますが、こういう視点もありますよということで紹介してみました。