公務員試験合格のためのTIPS

【特別区対策】受かった人の特徴~新卒枠・社会人採用枠~

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、実際に特別区に合格した方の事例をご紹介します。

◆ この記事のポイント
・経験を志望動機にどう繋げるか
・対策する上でポイントになる部分とは
・受講開始時期やペースの目安は

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

◆合格事例①:新卒枠(社会人)

この方の特徴

ご紹介する事例の、1人目の方の特徴です。

・社会人
・20代後半
・男性
・大学卒業
・就職、転職経験あり

この方は大学を卒業後、公共性の高い民間の職場に就職していました。何年か勤めた後、一般企業に転職した経験を持っています。

社会人でも新卒と同じ枠に

このように社会人経験が数年ある場合でも、経験者採用の枠を受験するには年齢が若いため、新卒枠で受験することになります。

この場合、新卒の方たちとの差別化を図ることが、大事なポイントとなります。

対策したポイント
・現役の学生とは違う雰囲気にする
・社会人らしさを出すこと
・特に志望動機や3分間プレゼンテーションは、働いている経験を活かせる内容にするために時間をかけて準備

“なぜ公務員に転職を”を考える

この方は、2つ目の勤務先では、災害対策を行う部署で働いていました。そのため「勤務先で得られた経験を特別区でどのように活かせるか」について考えてもらいました。

とはいえ、2つの事柄を無理やり結び付けようとすると不自然になってしまいます。そこで「企業で災害対策にあたっていたのに、なぜそれを特別区で行いたいのか」ということを深めました。

・民間と行政
・会社員と公務員

これらの違いを考えていくことにもつながるので、これは非常に有効なワークです。

さらに、特別区で必要とされる災害対策についても、「どのように進めていくべきか」を話せるように準備をしました。

社会人が受験する上で気を付けるべき点

社会人の方は、自分のしてきたことを話せば十分な内容になります。

・勤務先で取り組んできたこと
・勤務先で努力したこと
・達成感を得られたこと
・チームワークを発揮したこと など

こうした自身の経験が含まれる内容は、比較的スムーズに話せるはずです。しかし、以下のような質問に答えていくのは難しい傾向にあります。

・なぜこのタイミングで転職したいのか
・なぜ転職先に公務員を選ぶのか
・なぜ特別区なのか

こうした内容をしっかりと固め、何度も面接レッスンをし、自然な笑顔で話せるようになっていったことが、高い順位での合格に繋がったのではと思います。

特別区の新卒枠について
2023年度の場合、「1992年4月2日以降に生まれた人」は受験できます。
30歳近くになっていたとしても、臆せずにチャレンジしていただきたいと思います。

◆合格事例②:社会人経験者採用

次に、特別区の経験者採用に合格した方の事例をご紹介します。

経験者採用の場合は、論文が2題出題されるため、それぞれに対策する必要があります。

この方の特徴

・社会人
・30代前半
・女性
・高校卒業
・企業に勤務(事務、接客)

彼女は高校卒業後に就職し、事務と接客をして働いていました。

入塾・受講のペースと内容

彼女がASK公務員/究進塾に入塾したのは、経験者採用1次試験のちょうど1年前です。

まず、月に2回のペースで論文対策の授業を受講し、過去問を中心に論文を書く練習を積みました。面接対策に関しては、1次試験が終わってからすぐに開始しました。

論文の対策

この方の場合、それまでレポートなどを書く機会に乏しかったため、論文を書くことに慣れるまで少し時間がかかりました。

それでも1年前から始めただけあって、試験の約2ヶ月前にはほぼ仕上がりました。講師から見ても、本番もよほどのことがない限り良い答案が書けそうだ、という水準にまでなりました。

出願書類の作成

論文対策と並行で、出願の書類作成にも時間をかけました。

良いものを提出できるようにするために、職場でのいろいろなエピソードを整理していきました。

経験者論文の対策をしている中で、すでに職場でのエピソードをいくつも使っていたため、書くネタに困ることはありませんでした。

面接の対策

彼女の場合、提出した書類が良い内容だったこともあって、スムーズに面接対策に入れました。

・なぜ公務員に転職したいのか
・なぜこのタイミングで転職したいのか
・なぜ特別区の職員になりたいのか
・職場でどういう仕事や経験をしてきたのか

こうした内容を中心に、模擬面接とフィードバックを繰り返しました。

特別区の新卒枠について

面接対策はいつからすべきか

経験者採用の場合、1次試験の合格発表日から2次試験の日まで、あまり日にちの余裕がありません。

1次試験である程度手応えがある場合、早めに対策を開始することをおすすめします。

区面接の対策

人事院面接に通過後、区面接があります。この方は幸いなことに、第1志望の区から連絡をいただきました。

なぜその区を志望したのか、その区で何をどう取り組みたいのか、志望動機をしっかりと作るためには、以下のような行動が必要です。

・町歩き
・区の政策を調べる
・志望動機をしっかり作成

特別区の新卒枠について

経験者採用を利用する方の困難

経験者採用を受ける方は、勉強する期間が長くなりがちです。仕事をしながら受験勉強をせざるを得ないからです。さらに論文に苦手意識がある場合はなおさら大変です。

1年前から準備を始めることをおすすめします。

おわりに

ASK公務員/究進塾では、特別区の対策に関しても、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、新卒の方々とはまた違う魅力がアピールできるよう、お手伝いをしております。面接対策も、内容をしっかりと固め、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【東京都の面接対策】 自己PRは「STAR」でつくろう

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、東京都の面接対策で行われている、自己PRについてについての解説です。

東京都の面接試験では、アイスブレイクの後、1分程度の自己PRを求められます。

コツを抑えて臨みましょう。

◆ この記事のポイント
・自己PRの話題選び
・”STAR”で内容を作る
・作成する時の文字数

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

東京都の面接試験の内容

自己PRは、面接カードの記載項目にはなく、口頭でのみ伝えていくものです。

そのため、得点としては加算されないのかもしれません。

しかしアイスブレイクと同様、面接前のウォーミングアップとして、有効に使いましょう。

自己PRの作り方

①強みを伝える

まずは皆さんの強みを紹介します。

〈例〉
「私の強みはリーダーシップがあるところです」
「私の長所は粘り強く努力できることです」

ここでは

「英語が得意」
「ピアノが弾ける」

というようなスキルよりも、性格的な強み、自身のキャラクターやマインドが伝わる強みの方が好ましいです。

②裏付ける内容を伝える

①で長所を紹介した後、それを裏付けるエピソードを話していきます。

裏付けエピソードは「STAR」で作っていきます。

S:situation

まず「S:シチュエーション、状況」を話します。

そのエピソードの始まりの部分です。

例として、尾川講師が自身の事を話した場合には、次のようになります。

「私は、現職で公務員対策講座の講師をしています。特に力を入れているのが、東京都への面接対策です」

T:target

次に「T:ターゲット、目標」を話します。

先程の尾川講師のエピソードの場合なら、次のようになります。

「東京都の面接試験で、受講生全員に合格していただくという目標を立てました」

しかし、このように「目標」という形で表現しやすい職種や事柄もあれば、しづらい事柄もあります。

例えば、総務や人事の仕事、あるいはボランティアなどです。

「目標」という形では表現しづらい場合は、「T」を「task、助け、課題」と捉えます。

その場合は、次のような話し方になります。

「私は現在、食品会社の総務課に勤務していますが、そこではこういう課題がありました」

A:action

そして次が一番大切な「A:アクション、行動、努力」です。

目標達成、課題解決、状況を変えるために、どのような行動や努力をしたのかを、見える化するつもりで詳しく話していきましょう。

面接カードとの重複に注意

自己PRのエピソードは、面接カードに書く内容と重複しないようにしましょう。

面接カードの3番に

「これまで取り組んだことのうち、成果や達成感を得た経験一つについて、あなた自身の行動を中心に、具体的に書いてください」

という項目があります。

面接カードの方に一番アピールしたいエピソードを譲り、自己PRはその次にアピールしたいエピソードにしましょう。

面接カードとは全く別のエピソードを使った方が、自身の魅力を多面的に伝えることができます。

R:result

最後が「R:リザルト、結果」です。

努力の結果どうなったのかというところですが、これは必ずしも目標を達成していなくても大丈夫です。

話のまとめ方としては、次のようになります。

「その結果、残念ながら目標は達成できませんでしたが、代わりにこういう力を得ることができました」

自己PRを考えるときの文字数

この自己PRを300字ぐらいで書くと、話した時に大体1分となります。

このぐらいの原稿なら丸暗記できますし、多少は棒読みになっても大丈夫ですので、原稿を仕上げた後はスピーチの練習をしていきましょう。

◆おわりに

ASK公務員/究進塾では、東京都の対策に関して、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。

文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容を充実させた上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【公務員試験】空白期間の答え方/回答内容に嘘が含まれてもいいのか

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回のテーマは、空白期間の答え方です。

空白期間があり、公務員試験の面接に不安を抱えている方は必見です。参考にしてみてください。

◆ この記事のポイント
・空白期間をどう話したらいいのか
・回答内容に嘘が含まれていてもいいのか

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

◆空白期間について

答え方については、空白期間の長さや、何歳から何歳までだったかによって変わります。

例えば、大学入学前の浪人期間、大学編入の受験勉強期間であれば、正直に話して大丈夫です。

正直に話せる例
・浪人時代(3浪、4浪など)
・大学を退学し、別の大学を受験した
・ヤングケアラーだった(大学卒業後に就職せず、ご家族の介護をしていたなど)
・チャレンジしていたことがあった(司法試験や公務員試験など)

上記のように、きちんとした理由があれば問題ありません。

📝
いわゆる引きこもりになっていたという場合は、その方に合ったお話の仕方をアドバイスします。授業の際にご相談ください。

◆嘘が含まれていてもいいのか

結論から言うと、学歴や経歴に関して嘘をつくことは絶対にいけません。

嘘にならない答え方

嘘にならない回答をすることは可能です。

例えば志望動機で、次のような答え方は嘘にはなりません。

本音:公務員なら安定しているから
回答:公務員として住民のために○○をしたいから

これは嘘にはなりません。

それが嘘にならないよう、心持ちを変えていけばいいだけのことです。

自分が、公務員にふさわしい、いい人になっていきましょう。

どの程度の嘘なら許容範囲か

最近は話を大げさにすることを「話を盛る」と言いますが、少し話を盛るくらいは大丈夫です。

例えば

実際:英語の勉強を毎日30分した
回答:英語の勉強を毎日1時間した

このくらいの嘘なら問題ないと思います。

受験者の話が多少は盛られていることは、面接官も重々ご承知だと思います。

大事なことは、自然なコミュニケーションや論理的な話の仕方ができていることです。

これができていれば、多少話を盛るぐらいの事は大丈夫です。

◆おわりに

ASK公務員/究進塾では、特別区の対策に関しても、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容をしっかりと構成した上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【特別区】受かる出願書類の書き方を徹底解説

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、特別区採用試験に出願する際の、書類の書き方について解説します。

◆ この記事のポイント
・特別区出願における近年の変更点
・面接カードに書く内容
・文章作成の手順、工夫
・3分間プレゼンテーションとの関連付け

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

◆近年の出願事情

近年の変更点

特別区の出願は、2022年から面接カードと同じ内容を記入するようになりました。

2021年まで、面接カードは「1次試験に合格した人だけ」が記入するものでした。しかし2022年からは「出願する人全員」が記入するものに変更となったわけです。

出願時に気を付けるべき点

出願時にきちんとしたカードを書く必要があります。

1次試験に合格後、2次試験の人事院面接でその出願書類が使われるためです。良い面接にするためにも、きちんとしたカードを書かなくてはいけません。

特に1番の設問は、人事院面接の3分間プレゼンテーションで使用します。このため、仕上がりの良いものにしておく必要があります。

出願書類の特徴

・2023年から、出願者全員が書くことになった
・1次試験通過後も面接やプレゼンテーションで使用するため、しっかりとした内容に仕上げる必要がある

◆面接カードの内容

実際の設問内容(2022年度版)

解説動画の撮影時、2023年の内容は不明であったため、ここでは2022年の内容を紹介しています。

制限字数 各設問とも250字。
内容 (1)あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機を含めて具体的に書いてください。

(2)あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それをどのように乗り越えたか教えてください。

(3)目標達成に向けてチームで行った経験において、チームへの貢献に繋がったあなた独自のアイディアをご自身の役割とともに教えてください。

尾川講師の指導にみる文章作成の例

(1)の設問に対する文章作成

まず受講生には、特別区で挑戦したい仕事を箇条書きにしてもらいます。その中から、その受講生の強みを生かせそうな事柄を一緒に選び出します。

そして特別区への志望動機と合わせて、面接カードの文章を作り上げていきます。

また、逆の手順をとることもあります。3分間プレゼンテーションを先に作ってから、250字に要約し、出願書類を作成する場合もあります。

ASK公務員/究進塾では、3分間プレゼンテーション用のワークシートを用意しているため、それを使用して出願書類作成に繋げていくこともあります。

(2)(3)の設問に対する文章作成

それぞれの受講生が持っているエピソードを「どの設問に使うと良いのか」というのを、時間をかけて検討します。

仮に、受講生が(2)の設問用に書こうと思って用意したエピソードだとしても、講師目線から見ると(3)に記述した方が良い内容であることもあります。

そのため、どのエピソードをどの設問に使うかを、丁寧に検討しています。

文章作成の注意点

表現表記も工夫していきます。

文章作成に当たって、短い字数の中でとにかく具体的な内容にするためには、工夫が必要です。

設問への文章作成のコツ

・まずは自身の持っているエピソードを書き出す
・3分間プレゼンテーションの内容を考えてから、要約するという手順も有効
・どの設問にどのエピソードがふさわしいのか、丁寧に検討する
・字数が限られるため、表現表記にも工夫が必要

◆受講生の実例

最後に、ASK公務員/究進塾で尾川講師の指導を受け、特別区の試験に臨んだ受講生の例をご紹介します。

・面接カードだけでなく、プレゼンテーションにも自信を持って臨めた
・プレゼンテーションの後で、面接官から褒められた

こうした受講生が毎年いらっしゃいます。

1人では気づけない点も、講師目線でしっかりと指導を行っています。

やはり1人では不安だという方は、「今年の皆さんにも続いてほしい」という尾川講師の指導をご検討ください。

◆2024年度の特別区Ⅰ類の申込期限

なお、特別区Ⅰ類の2024年度採用試験受験については、例年より一週間前倒しのスケジュールとなっています。

申込期限は「2024年3月8日(金曜日)~ 3月25日 (月曜日)」となっています。(「採用試験の概要 – 特別区人事・厚生事務組合より引用」)

期限までに余裕があれば、より良い内容をしっかりと作っていくことができます。直前になってしまった場合も、自分1人だと慌ててしまう可能性もあると思います。

出願書類への記入が不安の方は、どうぞお問い合わせください。

◆おわりに

ASK公務員/究進塾では、特別区の対策に関しても、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容をしっかりとした上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【特別区】人事院面接3分プレゼン 鉄板の構成とポイント

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。
今回は、特別区の面接対策についてお伝えします。

特別区の人事面接では、3分間プレゼンテーションが求められます。構成や原稿作成におけるポイントを見ていきましょう。

◆ この記事のポイント
・3分間プレゼンテーションの構成
・話題ごとの秒数
・話す内容

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方はぜひ動画もご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

特別区一類の人事面接

特別区一類の人事面接では、冒頭に3分間プレゼンテーションが求められます。この3分間プレゼンテーションを作成する際の条件は、以下の通りです。

・3分間プレゼンテーションで話す内容
⇒出願時に提出した面接カードの1番で書いたもの
・面接カードの字数
⇒250字

このプレゼンテーションは「3分間」という時間を求められていますが、元となる面接カードの字数は250字です。

これをそのまま読むだけでは、1分足らずでプレゼンテーションが終了してしまいます。そのため1分足らずの内容を、3分間の内容に書き換える作業が必要となります。

3分間の構成

3分間プレゼンテーションを作成するとき、構成は次のようになります。

話の構成
①挨拶…40秒(志望動機など)

②挑戦したい仕事やその理由…1分(具体策について)

③自己PR…1分20秒(どう強みを生かすか)

④意気込み、お礼…2分55秒

合計3分

①挨拶

初めに、面接官に挨拶をします。「それではプレゼンテーションを始めさせていただきます」と話し始め、次に特別区への志望動機を話します。
・なぜ特別区を受験しようと思ったのか
・特別区はこういうところが魅力だけれどこういう課題もある
こうした内容にすることで、次の話題に繋がりやすくなります。

②挑戦したい仕事・その理由

特別区で挑戦したい仕事について話します。
・面接カードに書いたことを話す
・その仕事に挑戦したい理由
・どう取り組みたいかという具体策
こうした内容を300字で程度で書くと、大体1分になります。

③自己PR

こちらも300字程度で書いていき、1分程度で話します。
・挑戦したい仕事をしていく際、どのような強みを生かしていくか
・強みをどこで培ってきたのか
・強みをどのように発揮しているのか

④意気込み・お礼

プレゼンテーションの結びには、特別区に入庁してからの意気込みを話します。そして最後に面接官にプレゼンテーションを聞いていただいたお礼を言います。

この構成で作成すると、3分以内にプレゼンテーションを終えることができます。

おわりに

ASK公務員/究進塾では、プレゼンテーションを簡単に仕上げていくためのワークシートを用意しています。内容や構成に自信が持てない、ひとりでは不安だという方は「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にご相談ください。