特別区試験対策

【特別区対策】より良い面接カードの作り方

【特別区の出願】出願時に必要な「面接カード」とその書き方

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。今回は、特別区の出願手続きにおける「面接カード」について解説いたします。

出願時に必要となる「面接カード」とは?

特別区の出願は、2021年度までは比較的簡単に行うことができましたが、2022年度からは出願時に「面接カード」と同様の内容を入力する方式に変更されました。

従来、面接カードは一次試験に合格した人のみが記入するものでしたが、現在は出願者全員が事前に作成する必要があります。一次試験に合格した場合、この出願時の入力内容がそのまま人事院面接(二次試験)で使用されます。

特に(1)の設問内容は「3分間プレゼンテーション」のベースとなるため、しっかりと準備しておきましょう。

【2023年度 出題例】

  • (1) 特別区で挑戦したい仕事と、あなたの強み・志望動機を含めて具体的に述べてください。
  • (2) あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だったことと、それをどのように乗り越えたかを記述してください。
  • (3) チームで目標達成を目指した経験から、あなたの独自のアイデアとチームへの貢献について、具体的な役割と共に記述してください。

※いずれも250字以内での記述が求められます。

設問ごとの書き方・進め方のポイント

(1) 特別区で挑戦したい仕事・強み・志望動機

まず、受講生には「特別区で挑戦したい仕事」を箇条書きにしてもらいます。その中から自身の強みが活かせる分野を一緒に選定し、志望動機とあわせて構成していきます。

究進塾では、3分間プレゼンテーション用のワークシートを活用し、先にプレゼン原稿を作成。その後、250字に圧縮して出願書類に転用することもあります。

(2)(3) エピソード選びと文章作成の注意点

受講生が(2)の設問用に用意したエピソードが、(3)に適していると判断される場合もあります。そのため、各エピソードがどの設問に最も適しているかを講師と共にじっくり検討します。

文章作成においては、限られた字数の中でとにかく具体的に、表現の工夫や語句選びに細かくアドバイスを行います。

その結果、究進塾では面接カードやプレゼンテーションに自信を持って臨む受講生、またプレゼン後に面接官から褒められる受講生も毎年輩出しています。

おわりに

ASK公務員/究進塾では、出願書類・自己PR・面接対策に至るまで、受講生一人ひとりに合わせたきめ細かいサポートを行っています。

対策に不安を感じている方は、ぜひ以下のリンクから「無料体験授業お申し込みフォーム」よりお気軽にご相談ください。

◆尾川講師の授業の特徴

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当講師・尾川直子先生による解説動画をもとに執筆しています。講義や講師の雰囲気を知りたい方は、以下の動画もぜひご覧ください。

尾川講師のプロフィールは こちら

【特別区Ⅰ類】公務員試験の面接・論文対策はいつから?月別スケジュールで徹底解説!

【特別区Ⅰ類】論文・面接対策のおすすめスケジュール

こんにちは、ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、特別区Ⅰ類を受験する方に向けて、論文や面接対策のおすすめスケジュールをご紹介します。例年の試験日程をもとに、時期ごとの対策内容をわかりやすく解説していきます。

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【特別区3分プレゼン】聞きやすい声で話すコツ

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、特別区人事面接で求められる3分間プレゼンテーションにでの話し方について、特に「声の大きさ」についてお伝えします。

◆ この記事のポイント
・大きな声を出す練習
・滑舌の悩みを解決する練習

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

面接環境と声の大きさ

特別区の人事院面接は、2021年度までは大田区産業プラザ、2022年度はホテルの客室で行われました。

ホテルは個室で「落ち着いて話せた」という声を受講生から聞きましたが、産業プラザだとパーテーションで区切られただけのため、どうしても隣の病室の声が入ってきます。

隣で何を話してるかについてはわからなくても、何かを話している音はするわけです。

パーテーションで区切られた会場の場合、静かな環境ではないので、それに負けないような大きな声で発声していく必要があります。

3分間プレゼンテーションの練習方法

尾川講師の授業では、3分間プレゼンテーションの原稿が完成した時点で、その原稿を見ながら講師がプレゼンテーションをし、受講生がそれを聞きます。

そこで言い回しなどがおかしかったり、アナウンスしにくかったりした場合、原稿を訂正し、話しやすい文章に変えます。そして受講生が原稿を見ながらプレゼンテーションをします。

この時点で大きな声が出ていれば問題ありませんが、大きな声が出ない場合、簡単な発声練習をしています。

声を大きくするために

①腹式呼吸

声を大きくするための第一歩が腹式呼吸です。完璧にマスターしようと思うと時間がかかるので、簡単なもので大丈夫です。練習しましょう。

「腹式呼吸」とは、鼻から吸った息を口から吐いていく呼吸です。

 

①立って足を少し開き、手をお腹の上に乗せる

②鼻から息を吸う(一瞬で吸う)
↳お腹が硬くなって息が入った分、お腹が膨らんだことを手で感じられたら、息がお腹に入ったお腹に到達したということです。

③息を口からゆっくり吐く
↳お腹に置いた手でお腹が緩んだことを実感できれば、息をきちんと吐けたということです。

☆声を乗せてみる
息を吐くときに音を乗せていきます。ゆっくり息を吐いていくときに「あー」っていう声を乗せていきます。このとき、少し高めの声を意識しましょう。これが腹式呼吸による発声です。

このときに声を飛ばしていく対象を意識します。5mぐらい先を対象として設定し、そこに向かって声を飛ばすイメージです。これで声の大きさは改善されると思います。

 

それでも大きな声が出ないという方はご相談ください。

 

②滑舌練習

よく問い合わせがあるのが「滑舌が悪いのですが、どうしたら良いのですか」という質問です。簡単にアドバイスするなら「あ、え、い、う、え、お、あ、お」という練習です。

先ほどの腹式呼吸を使って、息を吐いていくときに「あ、え、い、う、え、お、あ、お」というふうに言ってみます。

このとき、「う」と「お」の音の開け方を、しっかり縦にすることをおすすめします。私たちは笑いながら話すので「あ」「え」「い」と口を横に開ける音は比較的出しやすいです。しかし「う」と「お」の音は、縦に開ける音なので意識が必要です。

この「縦に開ける音」と「横に開ける音」のコンビネーションができて、開けるべき口のポジションが決まってくれば、音と音が癒着することがなくなります。そうすると滑舌が良いと言われる発声になります。

「美味しいご飯はお米の粒が立っている」と言われますが、発生に関しても音の粒を立てていくというイメージです。

この「あ、え、い、う、え、お、あ、お」も、

①「あー、えー、いー、うー、えー、おー、あー、おー」と長く言ってみる
②「アッ、エッ、イッ、ウッ、エッ、オッ、アッ、オッ」とスタッカート気味に切ってみる

こうした練習も効果的です。

母音の「あ、え、い、う、え、お、あ、お」の次に、

「か、け、き、く、け、こ、か、こ」
「さ、せ、し、す、せ、そ、さ、そ」

など、他の行でも練習してみましょう。

 

おわりに

ASK公務員/究進塾では、公務員の対策に関して、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。

文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容をしっかりとした上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

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【公務員試験】特別区の論文の書き方を徹底解説

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、特別区の論文対策についての解説です。

◆ この記事のポイント
・論文試験の制限
・練習方法と時間の配分

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

特別区の論文試験

毎年、2題の論文課題が出題され、このうちの1題を選んで回答します。

回答時間:1時間20分
指定字数:1,000字以上、1500字程度まで

字数の練習

1,000字で練習すると、本番で字数不足になってしまうのが怖いため、ask公務員究進塾の授業では1,200字で練習を行います。

1,200字は「400字詰め原稿用紙 × 3枚」で、体になじませやすく、本番でも書きやすくなります。

横書きの400字詰め原稿用紙を用意して練習しましょう。

時間配分

1時間20分、つまり80分です。最後に見直す時間を10分ほど取りたいので、逆算すると時間配分は次の通りです。

①論点を上げる:10分
まずテーマを選びます。そして、
・テーマから書けそうなこと
・ネタ
・論点
これを自由に上げていきます。
これは、いわば「メモのメモ」で、論述する順番に関係なく、思いついた順番に自由にメモしていくもので、文章にする必要も全くありません。「高齢者」「空き家」のように、単語レベルで書いていき、自分にしかわからないような単語でも結構です。

②構成メモを作る:30分
①で書き出した単語を、「構成メモ」にしていきます。
今度は段落を意識してまとめていきます。1,200字なので5段落が適当です。

第1段落 「現状」
第2段落 「現状のまま進むと何が良くないのか」
第3段落 「そうならないための対策」①
第4段落 「そうならないための対策」②
第5段落 「そうならないための対策」③

このように述べると構成しやすくなります。
「メモのメモ」を見ながら、どの段落に何を書くのかをメモしていきますが、当然ここにボツになるネタも出てきます。ここは捨てる勇気を持ちましょう。ここで捨てるものが出るぐらい多めにピックアップしておく方が、結局は中身の濃い論文になります。
「構成メモ」を作ることの意義は、それぞれの段落に違うことを書けることです。論文で大切なのは、
・「内容」
・「構成」
・「表現表記」
ですが、同じことを繰り返してしまうと、内容も構成も評価が下がります。
段落ごとに意味を持たせましょう。

③清書:30分
「構成メモ」がある程度詳しくできたら、原稿用紙に清書していきます。
1,200字の論文の場合、構成メモの段階で下書きまで終わってあとは原稿用紙に移すだけの状態なら、早い人で15分、遅い人で25分、平均で20分で済みます。
しかしさすがにフルに下書きを完成させられる人はいないはずですので、清書に30分の時間を取りましょう。

④見直し10分

 

時間配分をまとめると、

「メモのメモ」 10分
「構成メモ」 30分
清書 30分
見直し 10分
合計 80分

ただし、このような時間配分で書くのは4月からで十分です。

それまでは時間をかけ、本やインターネットで調べつつ、背景知識を増やしながら書いていきましょう。

 

おわりに

ASK公務員/究進塾では、公務員の対策に関して、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。

文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容をしっかりとした上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【特別区3分プレゼン】抑揚のつけ方に気をつけよう

皆さんこんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

特別区の人事院面接で求められる3分間プレゼンテーションでの話し方について、特に「抑揚の付け方」について解説します。

「話し方」についての関連記事⇒【特別区3分プレゼン】言葉遣いで印象が決まります

◆この記事のポイント
・抑揚はどうやってつけるのか
・どこに抑揚をつけたらいいのか

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方はぜひ動画もご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

3分プレゼンの課題

特別区の3分間プレゼンテーションでは、パワーポイントなどを使うわけではありません。

したがって、面接官は皆さんの音声表現だけで、内容を把握しなくてはいけません。もちろん面接カードは面接官の手元にありますが、面接カードには250字しか書かれていませんので、面接官としても概要しか掴めないのです。

しかもプレゼンテーションは3分間あります。3分というのは、短い時間ではありません。面接官を退屈させない話し方が求められます。

そこで大事なのは、一本調子にせず、抑揚をつけるということです。

抑揚の付け方

強調のやり方

話の流れとしては、

挨拶   :「それではこれからプレゼンテーションを始めます」
最初の話題:「初めに特別区を志望した動機についてお話します」

というように話すと良いのですが、この1文の中なら動機にあたる部分を強調します。

強調するとは?
強調したい箇所は、次のことを意識して話しましょう。
・高めの声
・大きめの声
・ゆっくりめのテンポ

そして動機を話し始めるときに1秒ほどポーズをとります。

「初めに、特別区を志望した動機についてお話します。(間)それは住民の方と…」

このように、ポーズをとります。これは「チェンジオブペース」というテクニックです。

強調する箇所

では、どこを強調するといいのかと言いますと、まずは皆さんが訴えたいところです。

次に、固有名詞と数字です。固有名詞というのは人名や地名ですが、特別区のプレゼンテーションで人名を言うことはまずありません。ここで登場するのは、次のような固有名詞です。

・部活動で出場した大会の名称
・コンクールの名称

こういう名称は聞き取りにくいので、「高め、大きめ、ゆっくりめ」で発声すると、面接官もメモしやすくなります。

ゼミナールのことを話す際にも、「憲法のミナールでは」という強調よりも、「法のゼミナールでは」と強調する方が、聞いている方がわかりやすくなります。

数字に関しても同様で、「東京都でベスト32に入ることができました」とサラッというのと、「東京都で、“ベスト32”に入りました」と「32」の数字を強調するのでは、面接官に訴える効果が違います。

↓実際に聞いてみてください。該当箇所から動画が再生されます。

ただテクニックがいくらあっても、内容が浅かったり薄かったりすると意味がありません。

原稿をしっかり作った後に、おまけとしてこういうテクニックを使ってみることをおすすめします。

おわりに

ASK公務員/究進塾では、面接対策、論文対策など、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。

文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容を充実させた上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【特別区3分プレゼン】言葉遣いで印象が決まります

皆さんこんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、特別区人事院面接で求められる3分間プレゼンテーションでの「話し方」についてお伝えします。

◆この記事のポイント
・なぜ発声は大事か
・発声のやり方
・滑舌のやり方

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方はぜひ動画もご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

発声は重要

今回は「話し方」、特に声の大きさについてお伝えします。

特別区の人事院面接は、個室ではなく、パーテーションで区切られただけの空間で行われることも想定されます。

<過去に使用された会場>
・2021年度まで:大田区産業プラザ
・2022年度  :ホテルの客室

ホテルの方は個室なので「落ち着いて話せた」という声が受講生からもありました。しかし産業プラザだと個室のような空間ではなく、パーテーションで区切られただけです。

こうした場合、どうしても隣のブースの声が入ってきます。もちろん隣で何を話してるかについてはわかりません。しかし「何かを話している」という音はするわけです。

人事院面接がパーテーションで区切られた会場で行われる場合、静かな環境ではないので、それに負けない、大きな声で発声していく必要があります。

尾川講師の授業では

3分間プレゼンテーションの原稿が完成した時点で、
その原稿を見ながら尾川講師がプレゼンテーションを実演

言い回しなどがおかしかったり、
アナウンスしにくかったりしたら原稿を訂正し、
話しやすい文章に修正

受講生が原稿を見ながらプレゼンテーションを実践

発声練習

最初のプレゼンテーションの練習で、大きな声が出ていれば問題ありませんが、大きな声が出ない場合には、簡単な発声練習をしています。

声を大きくするための第一歩が腹式呼吸です。完璧にマスターしようと思うと時間がかかりますし、簡単なもので良いので練習してみましょう。

腹式呼吸をやってみよう

鼻から吸った息を口から吐いていくのが腹式呼吸です。

①立って足を少し開く

②手をお腹の上に乗せる

☆息をチェックするため

③鼻から息を吸う
息は、一瞬で吸います。
✔お腹が硬くなって、息が入った分、お腹が膨らんだことを手で感じられた
⇒息がお腹に入った、お腹に到達したということ

④息を口からゆっくり吐く
✔お腹に置いた手でお腹が緩んだことが確認できた
⇒息をきちんと吐けた証拠です

声を出してみよう

今度は、息を吐くときに音を乗せていきます。一瞬で息を吸ったら、吐いていくときに、「あーー」と声を乗せていきます。

このとき、少し高めの声を意識します。これが腹式呼吸による発声です。

ポイント💡“声を飛ばす”とは?

このときに声を飛ばしていく対象を意識します。5mぐらい先を対象として設定し、そこに向かって声を飛ばしていくイメージです。

これで声の大きさは改善されると思います。それでも大きな声が出ないという方はご相談ください。

滑舌練習のやり方

「滑舌が悪いのですがどうしたら良いのですか」という質問は、よくお問い合わせをいただきます。

こちらも簡単にアドバイスをするなら、「あえいうえおあお」練習です。先ほどの腹式呼吸を使って、一瞬で吸って息を吐いていくときに「あえいうえおあお」というふうに言ってみます。

コツは、「う」と「お」の開け方をしっかり縦にしてみるということです。私達は笑いながら話します。そうすると、「あいうえお」の中でも、比較的出しやすい音と、出しづらい音があります。

「あ、え、い」⇒口を横に開けていく音は比較的出しやすい
「う、お」    ⇒口を縦に開ける音なので、意識が必要

この縦に開ける音と、横に開ける音のコンビネーションができて、開けるべき口のポジションが決まってくれば、音と音が癒着することがなくなります。

すると「滑舌が良い」と言われる発声になります。

「美味しいご飯はお米の粒が立っている」と言われますが、発声に関しても、音の粒を立てていくイメージです。

ポイント💡もっと練習してみよう

「あえいうえおあお」を使って、他の練習もしてみましょう。

①長く言ってみる
②スタッカート気味に小さな「っ」を入れるイメージで、切っていく
③「かけきくけこかこ」「させしすせそさそ」など、他の行でも練習してみる

おわりに

ASK公務員/究進塾では、面接対策、論文対策など、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。

文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容を充実させた上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【特別区対策】受かった人の特徴~新卒枠・社会人採用枠~

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、実際に特別区に合格した方の事例をご紹介します。

◆ この記事のポイント
・経験を志望動機にどう繋げるか
・対策する上でポイントになる部分とは
・受講開始時期やペースの目安は

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

◆合格事例①:新卒枠(社会人)

この方の特徴

ご紹介する事例の、1人目の方の特徴です。

・社会人
・20代後半
・男性
・大学卒業
・就職、転職経験あり

この方は大学を卒業後、公共性の高い民間の職場に就職していました。何年か勤めた後、一般企業に転職した経験を持っています。

社会人でも新卒と同じ枠に

このように社会人経験が数年ある場合でも、経験者採用の枠を受験するには年齢が若いため、新卒枠で受験することになります。

この場合、新卒の方たちとの差別化を図ることが、大事なポイントとなります。

対策したポイント
・現役の学生とは違う雰囲気にする
・社会人らしさを出すこと
・特に志望動機や3分間プレゼンテーションは、働いている経験を活かせる内容にするために時間をかけて準備

“なぜ公務員に転職を”を考える

この方は、2つ目の勤務先では、災害対策を行う部署で働いていました。そのため「勤務先で得られた経験を特別区でどのように活かせるか」について考えてもらいました。

とはいえ、2つの事柄を無理やり結び付けようとすると不自然になってしまいます。そこで「企業で災害対策にあたっていたのに、なぜそれを特別区で行いたいのか」ということを深めました。

・民間と行政
・会社員と公務員

これらの違いを考えていくことにもつながるので、これは非常に有効なワークです。

さらに、特別区で必要とされる災害対策についても、「どのように進めていくべきか」を話せるように準備をしました。

社会人が受験する上で気を付けるべき点

社会人の方は、自分のしてきたことを話せば十分な内容になります。

・勤務先で取り組んできたこと
・勤務先で努力したこと
・達成感を得られたこと
・チームワークを発揮したこと など

こうした自身の経験が含まれる内容は、比較的スムーズに話せるはずです。しかし、以下のような質問に答えていくのは難しい傾向にあります。

・なぜこのタイミングで転職したいのか
・なぜ転職先に公務員を選ぶのか
・なぜ特別区なのか

こうした内容をしっかりと固め、何度も面接レッスンをし、自然な笑顔で話せるようになっていったことが、高い順位での合格に繋がったのではと思います。

特別区の新卒枠について
2023年度の場合、「1992年4月2日以降に生まれた人」は受験できます。
30歳近くになっていたとしても、臆せずにチャレンジしていただきたいと思います。

◆合格事例②:社会人経験者採用

次に、特別区の経験者採用に合格した方の事例をご紹介します。

経験者採用の場合は、論文が2題出題されるため、それぞれに対策する必要があります。

この方の特徴

・社会人
・30代前半
・女性
・高校卒業
・企業に勤務(事務、接客)

彼女は高校卒業後に就職し、事務と接客をして働いていました。

入塾・受講のペースと内容

彼女がASK公務員/究進塾に入塾したのは、経験者採用1次試験のちょうど1年前です。

まず、月に2回のペースで論文対策の授業を受講し、過去問を中心に論文を書く練習を積みました。面接対策に関しては、1次試験が終わってからすぐに開始しました。

論文の対策

この方の場合、それまでレポートなどを書く機会に乏しかったため、論文を書くことに慣れるまで少し時間がかかりました。

それでも1年前から始めただけあって、試験の約2ヶ月前にはほぼ仕上がりました。講師から見ても、本番もよほどのことがない限り良い答案が書けそうだ、という水準にまでなりました。

出願書類の作成

論文対策と並行で、出願の書類作成にも時間をかけました。

良いものを提出できるようにするために、職場でのいろいろなエピソードを整理していきました。

経験者論文の対策をしている中で、すでに職場でのエピソードをいくつも使っていたため、書くネタに困ることはありませんでした。

面接の対策

彼女の場合、提出した書類が良い内容だったこともあって、スムーズに面接対策に入れました。

・なぜ公務員に転職したいのか
・なぜこのタイミングで転職したいのか
・なぜ特別区の職員になりたいのか
・職場でどういう仕事や経験をしてきたのか

こうした内容を中心に、模擬面接とフィードバックを繰り返しました。

特別区の新卒枠について

面接対策はいつからすべきか

経験者採用の場合、1次試験の合格発表日から2次試験の日まで、あまり日にちの余裕がありません。

1次試験である程度手応えがある場合、早めに対策を開始することをおすすめします。

区面接の対策

人事院面接に通過後、区面接があります。この方は幸いなことに、第1志望の区から連絡をいただきました。

なぜその区を志望したのか、その区で何をどう取り組みたいのか、志望動機をしっかりと作るためには、以下のような行動が必要です。

・町歩き
・区の政策を調べる
・志望動機をしっかり作成

特別区の新卒枠について

経験者採用を利用する方の困難

経験者採用を受ける方は、勉強する期間が長くなりがちです。仕事をしながら受験勉強をせざるを得ないからです。さらに論文に苦手意識がある場合はなおさら大変です。

1年前から準備を始めることをおすすめします。

おわりに

ASK公務員/究進塾では、特別区の対策に関しても、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、新卒の方々とはまた違う魅力がアピールできるよう、お手伝いをしております。面接対策も、内容をしっかりと固め、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【特別区】受かる出願書類の書き方を徹底解説

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。

今回は、特別区採用試験に出願する際の、書類の書き方について解説します。

◆ この記事のポイント
・特別区出願における近年の変更点
・面接カードに書く内容
・文章作成の手順、工夫
・3分間プレゼンテーションとの関連付け

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の解説動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方は、ぜひ動画も併せてご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

◆近年の出願事情

近年の変更点

特別区の出願は、2022年から面接カードと同じ内容を記入するようになりました。

2021年まで、面接カードは「1次試験に合格した人だけ」が記入するものでした。しかし2022年からは「出願する人全員」が記入するものに変更となったわけです。

出願時に気を付けるべき点

出願時にきちんとしたカードを書く必要があります。

1次試験に合格後、2次試験の人事院面接でその出願書類が使われるためです。良い面接にするためにも、きちんとしたカードを書かなくてはいけません。

特に1番の設問は、人事院面接の3分間プレゼンテーションで使用します。このため、仕上がりの良いものにしておく必要があります。

出願書類の特徴

・2023年から、出願者全員が書くことになった
・1次試験通過後も面接やプレゼンテーションで使用するため、しっかりとした内容に仕上げる必要がある

◆面接カードの内容

実際の設問内容(2022年度版)

解説動画の撮影時、2023年の内容は不明であったため、ここでは2022年の内容を紹介しています。

制限字数 各設問とも250字。
内容 (1)あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機を含めて具体的に書いてください。

(2)あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それをどのように乗り越えたか教えてください。

(3)目標達成に向けてチームで行った経験において、チームへの貢献に繋がったあなた独自のアイディアをご自身の役割とともに教えてください。

尾川講師の指導にみる文章作成の例

(1)の設問に対する文章作成

まず受講生には、特別区で挑戦したい仕事を箇条書きにしてもらいます。その中から、その受講生の強みを生かせそうな事柄を一緒に選び出します。

そして特別区への志望動機と合わせて、面接カードの文章を作り上げていきます。

また、逆の手順をとることもあります。3分間プレゼンテーションを先に作ってから、250字に要約し、出願書類を作成する場合もあります。

ASK公務員/究進塾では、3分間プレゼンテーション用のワークシートを用意しているため、それを使用して出願書類作成に繋げていくこともあります。

(2)(3)の設問に対する文章作成

それぞれの受講生が持っているエピソードを「どの設問に使うと良いのか」というのを、時間をかけて検討します。

仮に、受講生が(2)の設問用に書こうと思って用意したエピソードだとしても、講師目線から見ると(3)に記述した方が良い内容であることもあります。

そのため、どのエピソードをどの設問に使うかを、丁寧に検討しています。

文章作成の注意点

表現表記も工夫していきます。

文章作成に当たって、短い字数の中でとにかく具体的な内容にするためには、工夫が必要です。

設問への文章作成のコツ

・まずは自身の持っているエピソードを書き出す
・3分間プレゼンテーションの内容を考えてから、要約するという手順も有効
・どの設問にどのエピソードがふさわしいのか、丁寧に検討する
・字数が限られるため、表現表記にも工夫が必要

◆受講生の実例

最後に、ASK公務員/究進塾で尾川講師の指導を受け、特別区の試験に臨んだ受講生の例をご紹介します。

・面接カードだけでなく、プレゼンテーションにも自信を持って臨めた
・プレゼンテーションの後で、面接官から褒められた

こうした受講生が毎年いらっしゃいます。

1人では気づけない点も、講師目線でしっかりと指導を行っています。

やはり1人では不安だという方は、「今年の皆さんにも続いてほしい」という尾川講師の指導をご検討ください。

◆2024年度の特別区Ⅰ類の申込期限

なお、特別区Ⅰ類の2024年度採用試験受験については、例年より一週間前倒しのスケジュールとなっています。

申込期限は「2024年3月8日(金曜日)~ 3月25日 (月曜日)」となっています。(「採用試験の概要 – 特別区人事・厚生事務組合より引用」)

期限までに余裕があれば、より良い内容をしっかりと作っていくことができます。直前になってしまった場合も、自分1人だと慌ててしまう可能性もあると思います。

出願書類への記入が不安の方は、どうぞお問い合わせください。

◆おわりに

ASK公務員/究進塾では、特別区の対策に関しても、丁寧に指導を行っております。

尾川講師の授業の特徴
尾川講師の授業では、出願書類、自己PR作成、面接対策など、公務員試験に関する対策が受講できます。文章作成では内容・表現をしっかりと固めていき、面接対策では内容をしっかりとした上で、自然な笑顔で話せるよう、授業内で何度も練習をしていきます。

受講にご興味のある方は、「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にお問い合わせください。

【特別区】人事院面接3分プレゼン 鉄板の構成とポイント

こんにちは。ASK公務員/究進塾 編集部です。
今回は、特別区の面接対策についてお伝えします。

特別区の人事面接では、3分間プレゼンテーションが求められます。構成や原稿作成におけるポイントを見ていきましょう。

◆ この記事のポイント
・3分間プレゼンテーションの構成
・話題ごとの秒数
・話す内容

この記事は、ASK公務員/究進塾の担当、尾川直子講師の動画を元に作成しています。講義・講師の雰囲気を知りたい方はぜひ動画もご覧ください。尾川講師のプロフィールはこちら

特別区一類の人事面接

特別区一類の人事面接では、冒頭に3分間プレゼンテーションが求められます。この3分間プレゼンテーションを作成する際の条件は、以下の通りです。

・3分間プレゼンテーションで話す内容
⇒出願時に提出した面接カードの1番で書いたもの
・面接カードの字数
⇒250字

このプレゼンテーションは「3分間」という時間を求められていますが、元となる面接カードの字数は250字です。

これをそのまま読むだけでは、1分足らずでプレゼンテーションが終了してしまいます。そのため1分足らずの内容を、3分間の内容に書き換える作業が必要となります。

3分間の構成

3分間プレゼンテーションを作成するとき、構成は次のようになります。

話の構成
①挨拶…40秒(志望動機など)

②挑戦したい仕事やその理由…1分(具体策について)

③自己PR…1分20秒(どう強みを生かすか)

④意気込み、お礼…2分55秒

合計3分

①挨拶

初めに、面接官に挨拶をします。「それではプレゼンテーションを始めさせていただきます」と話し始め、次に特別区への志望動機を話します。
・なぜ特別区を受験しようと思ったのか
・特別区はこういうところが魅力だけれどこういう課題もある
こうした内容にすることで、次の話題に繋がりやすくなります。

②挑戦したい仕事・その理由

特別区で挑戦したい仕事について話します。
・面接カードに書いたことを話す
・その仕事に挑戦したい理由
・どう取り組みたいかという具体策
こうした内容を300字で程度で書くと、大体1分になります。

③自己PR

こちらも300字程度で書いていき、1分程度で話します。
・挑戦したい仕事をしていく際、どのような強みを生かしていくか
・強みをどこで培ってきたのか
・強みをどのように発揮しているのか

④意気込み・お礼

プレゼンテーションの結びには、特別区に入庁してからの意気込みを話します。そして最後に面接官にプレゼンテーションを聞いていただいたお礼を言います。

この構成で作成すると、3分以内にプレゼンテーションを終えることができます。

おわりに

ASK公務員/究進塾では、プレゼンテーションを簡単に仕上げていくためのワークシートを用意しています。内容や構成に自信が持てない、ひとりでは不安だという方は「無料体験授業お申込みフォーム」からお気軽にご相談ください。